精力剤といえばスッポン!その特徴や効果やおすすめ摂取方法を解説

精力剤といえばスッポン!その特徴や効果やおすすめ摂取方法を解説

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2018.06.28

知っているようで知らないスッポンについての概要

スッポンとは沼や池、川などに棲む爬虫類の一種

スッポンとは、爬虫類の一種で、全長は20cm〜35cmほど。日本をはじめ、台湾や中国、朝鮮半島、さらにインドシナ北部など、東アジアから東南アジアにかけて広く生息し、主に沼や池、川などに棲んでいます。

国内に生息するものについては、自然個体群のほかに養殖場から逃亡し繁殖したものも多くいるため、正確な自然分布はわかっていません。とくに南西諸島で生息するものは、海外から持ちこまれたものが起源とされています。主に肉食で、魚や蛙、そのほかの水生昆虫などを食べています。

スッポンと他のカメとの最大の違いは甲羅

スッポンは爬虫綱カメ目スッポン科キョクトウスッポン属に分類されます。「キョクトウスッポン」あるいは「シナスッポン」とも呼ばれます。カメの一種ですが、普通のカメと比べて外見上の最大の違いは、甲羅にあります。ほとんどのカメにとって、甲羅は背骨が変化したものだと考えられています。つまり骨の一部であるため非常に固いのが特徴です。

他方、スッポンの甲羅は皮膚の一部とされています。甲羅が角質化してないのが特徴で、実際に触るとまるでゴムのように弾力性があります。ゼラチン質で構成されており、コラーゲンが豊富に含まれ、煮込むとぷるんとした独特の食感が楽しめることから、古くから食用に供されてきました。

食材としてのスッポン

スッポンは、さまざまな国で肉が食用とされてきました。低中国には専門の調理人である「鼈人」と呼ばれる官職が設けられた時代もあるほど宮廷で珍重され、日本でも縄文時代中期から食べられていたことがわかっています。

かつては西日本を中心によく食べられており、中世から近世になると関東地方にも食文化が伝播しました。出汁が美味であることが知られ、現代では、主にスープや吸い物、鍋料理、雑炊などとして賞味され、スッポンを専門に扱う料亭も少なくありません。

甲羅と爪のほか、匂いが強い膀胱と苦味があることで知られる胆嚢以外のすべての部位を食べることが可能です(ただし胆嚢は「苦玉」と呼ばれ、料理屋で出されることもあります。噛まずに丸呑みにされることがほとんどです)。

なお、市場では生きたまま販売されることが多いようです。蛋白質、脂質の含有量が少ないため、健康食材としても注目を浴びています。

スッポンに含まれている主な成分とその効果

コラーゲン

スッポンの甲羅の内側の柔らかい部分には、コラーゲンが豊富に含まれています。甲羅の縁あたりには「エンペラ」と呼ばれる部分があり、その部位にとくにコラーゲンが集中しています。

コラーゲンというと、美肌効果の高さが知られていますが、コラーゲンの効果はそれだけではありません。骨や筋肉などにも含有されていて、細胞を健全に成長させたり維持させたりするうえで欠かせない成分だといえます。加齢とともに体内で生成されにくくなるため、定期的な補給が必要とされます。

アミノ酸

コラーゲンは摂取したものがそのまま体内で活用されるわけではありません。体内に吸収されるためには、いったん分解する必要があり、そのプロセスに欠かせないのが、アミノ酸です。アミノ酸とは、地球上に存在する最も古い栄養素の一つといわれ、人間の生命を維持する上で必要なたんぱく質を構成しています。

500種ほどあるといわれるアミノ酸のうち、タンパク質を構成できるのは必須アミノ酸・非必須アミノ酸を含めてたった20種類。スッポンには、その20種類のアミノ酸がすべて含まれています。成長の促進や血管の拡張、さらに筋肉や肝機能の強化、疲労回復などに効果が期待できます。

リノール酸

リノール酸もスッポンには豊富に含まれています。これは他の脂肪酸から合成することができない必須脂肪酸の一つで、血中のコレステロール値を減少させる働きがあります。

コレステロールが体内で増加すると、血液の粘度が高まり、動脈硬化を引き起こす原因になるといわれています。つまり、スッポンには生活習慣病を予防する効果も期待できます。

豊富なミネラル

スッポンには亜鉛(1.6mg)や鉄(0.9mg)、銅(0.04mg)、カリウム(150mg)、マグネシウム(10mg)、マンガン(0.02mg)、カルシウム(18mg)といったミネラル類がバランスよく含まれています(スッポン100gあたりに含まれる量)。

ミネラルには、骨を形成したり、神経の伝達を円滑にしたりと、代謝を高め、細胞や臓器の作用を正常化する働きがあります。例えば、鉄には、貧血予防、疲労回復効果がありますし、亜鉛には生殖機能を維持したり、成長を助けたりする効果が期待できます。

銅には、免疫力を高めたり、動脈硬化を防いだりする効果があるといわれています。高血圧やむくみを予防するカリウム、ストレスを和らげたり、骨粗鬆症を予防したりする効果のあるカルシウムが多く含まれている点も見逃せません。

ビタミン類

ビタミンA(94μg)、ビタミンB1(0.91mg)、ビタミンB2(0.41mg)、ビタミンB6(0.11mg)ビタミンC(1mg)、ビタミンD(3.6μg)にビタミンE(1mg)など、ビタミン類も豊富です(スッポン100gあたりに含まれる量)。

例えば、炭水化物の分解によってエネルギーを取り出したり(ビタミンB1)、脂質やタンパク質の代謝を促したり(ビタミンB2、ビタミンB6)、などいずれも新陳代謝を正常に行う上で欠かせない成分です。

強い抗酸化作用によって動脈硬化や心疾患を予防するビタミンCやビタミンE、血液中のカルシウム量を一定に維持するビタミンDなどの含有量が多いのもスッポンの魅力です。

スッポンに期待できる精力剤としての効果

精力剤として珍重されてきたスッポン

スッポンは滋養強壮効果が高く、古来より精力剤として用いられてきました。例えば、中国ではスッポンの甲羅を乾燥させたものが「土鼈甲」と呼ばれ、生薬として粉末にしたものが精力剤として珍重されています。

また、スッポンの血にも高い滋養強壮効果および精力増強効果があると考えられています。疲労を回復したり疲れにくい体質を作ったりするともいわれており、スッポン料亭では、赤ワインや日本酒とブレンドして出されることがあります。

スッポンに含まれる「アルギニン」が勃起をサポート

スッポンに含まれるアミノ酸のうち、精力剤として注目を集めるのが「アルギニン」といわれる成分です。これはいわゆる必須アミノ酸ではありませんが、精力の低下によって生成されにくくなるといわれる一酸化窒素の分泌を促進する効果があるとされています。

一酸化窒素には男性の生殖器内の海綿体平滑筋を弛緩させて、大量の血液を送り込むことで勃起を促します。そのため、一酸化窒素の分泌量が減ると、血液が流れにくくなり、勃起しづらい状態を作り出してしまうのです。「アルギニン」は、一酸化窒素の分泌を促して血流を改善。勃起する力を高めるというわけです。

スッポンを摂取するリスク

精力剤として効果が高いといわれるスッポンですが、摂取する上でリスクもあります。例えば、滋養強壮効果に優れるとされるスッポンの血液ですが、ウィルスや寄生虫に感染してしまうリスクがあります。

食用とされるスッポンの多くはほとんどが養殖されたもので、ある程度の衛生管理のもので飼育されるため、比較的安全です。ところが、まれに市場に出回ることがある天然のスッポンの場合は注意が必要です。

体内に寄生虫がいることがほとんどであるため、その生き血を飲むことは、寄生虫を体に生きたまま取り込むことに他なりません。天然のスッポンを摂取する場合は、注意してください。

医薬品とは認められていないスッポン

古くから滋養強壮効果が謳われ、その血液や卵、内臓、肉、甲羅などの部位は、精力剤として精力を増強する代表的なものとして位置づけられているスッポン。

厚生省薬務局長通知による「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」では、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に含まれており、医薬品とは認められていません。食薬区分においては、あくまで食品として分類されることはおさえておきたいところです。

スッポンサプリメントも人気 

スッポンは比較的高価な食材であるため、あまり口にする機会がない人も多いと思います。ウィルスや寄生虫感染のリスクを回避するという意味でも、その高い効果をサプリメントなど健康食品などから摂取するという方法が一般的です。サプリメントによってスッポンを摂取する場合、栄養素を凝縮しているため、効率がいいのが特徴です。

ただし、すっぽんの精力剤としての効果についてすべてが明らかとなっているわけではありません。サプリメントなどで摂取する場合、すっぽんに含まれるのとまったく同じ成分が含まれているとは限らない点についてはあらかじめ知っておきたいところです。

スッポンを上手に摂取して活力に満ちた健康な毎日を

医薬品として認められているわけではないにしても、スッポンの精力剤としての効果の高さはその長い歴史が物語っています。ぜひ必要に応じて活用して、健康的な毎日にお役立てください。

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