いま話題の精力剤「シトルリン」の効果とは?

いま話題の精力剤「シトルリン」の効果とは?

48view

2018.06.28

L-シトルリンの基本情報

L-シトルリンとは

1930年、スイカからある成分が発見されました。名前はL-シトルリンと言います。L-シトルリンの名前の由来はスイカの学術名である「Citrullus vulgaris (シトルラス ブルガリス)」から取られています。この成分はアミノ酸の一種ですが、タンパク質を構成しない「遊離アミノ酸」であり、体中の細胞に存在しているものです。

そもそもアミノ酸とは

私達の身体の20%はアミノ酸でできています。アミノ酸は身体の血管、内蔵、皮膚や筋肉などあらゆる組織に存在し、タンパク質を構成しているのです。人間の生命活動はアミノ酸で支えられていると言っても過言ではないでしょう。

アミノ酸にはたくさんの種類があり、タンパク質を構成する「結合アミノ酸」だけでも20種類あり、これらが有機的に働くことで私達の身体はタンパク質を生み出しているのです。

アミノ酸には体内で作ることができる「非必須アミノ酸」と、体内で作ることができず食事から摂取する必要がある「必須アミノ酸」に分けることができます。これらはタンパク質を構成する働きがありますが、タンパク質を構成しないアミノ酸、それが「遊離アミノ酸」です。

遊離アミノ酸の役割

では、タンパク質を構成しない「遊離アミノ酸」はいったい何をしているのかというと、種類によってその働きは異なります。代表的な「遊離アミノ酸」として「オルニチン」や「L-シトルリン」が知られていますが、働きが異なります。

「オルニチン」は肝臓の働きをサポートしてくれるもので、体内の毒素を尿に変換するデトックス効果や、成長ホルモンの分泌を促す、免疫力を保持してくれます。「L-シトルリン」は血液循環を改善する働きがあり、血管拡張することで身体には欠かせない「血の流れ」を正常に保つ作用があります。

このように、アミノ酸はそれぞれで役割が異なるのです。

L-シトルリンの効果

血流を改善

L-シトルリンを摂取することによって体内で「アルギニン」が増加します。これは、L-シトルリンとアルギニンは相互に変換しあっているため。そのため、L-シトルリンを摂取すれば自然とアルギニンも増加します。

この変換の際に一酸化炭素が発生するのですが、これが血管の拡張作用があるとされています。血管が拡張されれば、一度に運べる血液の量も増加、体の末端まで血液がスムーズに運ばれるようになるのです。

筋肉がつきやすい体になる

血管が拡張されると体の動き、つまり筋肉の運動が活発になります。さらに、運動をすると乳酸やアンモニアなどが発生しますが、これらを取り除いてくれる作用もあります。

この過程で成長ホルモンの分泌促進、タンパク質の生成促進が起こるので、筋トレなどでも高い効果を発揮できるようになるというメリットがあります。筋肉はタンパク質から生み出されるので、タンパク質を作りやすい体にするためにはL-シトルリンは効果的ということになります。

冷え性やむくみの改善

血流が良くなるということは同時に体内の老廃物をキレイに流してくれるというメリットがあります。むくみは下半身に水分や老廃物が溜まることで起こりますので、血流を改善することでリンパの流れも良くなるのです。同時に体の隅々の毛細血管まで血液が届くので手や足の冷え性が改善されるという効果も期待できます。

肌の保湿作用

もともと、人間は自分の肌を正常に保つためのアミノ酸である天然保湿因子(NMF)というものを持っています。L-シトルリンはこのNMFの1つであり、L-シトルリンを取ることで角質層や角質細胞に水分を保持できるようになり、新陳代謝をアップさせます。

L-シルトリンのほかにも天然保湿因子にはグリシン、スレオリンなどが挙げられますが、これらはタンパク質を構成するアミノ酸です。遊離アミノ酸としてはL-シトルリンが1番多く存在するため、L-シトルリンを摂取するのは効果が高いとされています。

抗酸化作用

L-シトルリンには高い抗酸化(アンチエイジング)作用があることが認められています。体は酸化することで老化していくのですが、抗酸化作用があるものを摂取することで酸化を防ぎ、若々しい体を維持することができるのです。人が酸化するのを抑えるには活性酸素の抑制が不可欠。

活性酸素がたくさん増えると細胞の働きが悪くなり、老化につながっていきます。L-シトルリンはこの活性酸素を抑制することで、コラーゲンの過剰な分解を抑制してくれます。

L-シトルリンの精力への影響

血管拡張作用で勃起力向上

上記でも説明したとおり、L-シトルリンを摂取するとアルギニンとの変換の際に一酸化炭素を生成します。この一酸化炭素が血管を拡張することで血流の改善が見込めます。勃起というのは海綿体に血液が流れ込むことで起こるものです。

そして、ペニスの血管というのは人間の毛細血管の中でも1番細い血管でもあるのです。血管が細いということは血が流れ込みにくいということ。L-シトルリンの血管拡張作用で流れ込む血液量が増えれば勃起力向上の効果も期待できます。

男性ホルモンの生成も向上

男性ホルモンの生成にはL-シトルリンやアルギニンなどのアミノ酸が役立つとされています。とくに、男性ホルモンの生成を促進する成分は「テストステロンブースター」として欧米を中心に多くの人が利用されています。

L-シトルリンの摂取方法と注意点

シトルリンの摂取量

L-シトルリンの1日あたりの摂取量の目安はおよそ800mgです。L-シトルリンの含有量が多いとされているスイカは100gあたり約180mg含まれているとされています。こうしてみると比較的簡単に摂取できると言えるのではないでしょうか。

とはいえ、スイカを毎日、1年中食べ続けるのは難しいでしょう。そういう場合はサプリメントなどをうまく利用するのがおすすめです。

飲むタイミング

L-シトルリンはいつ飲むのが良いのでしょうか。実はとくに飲むタイミングに決まりはありません。というのも、L-シトルリンなどを含むサプリメントはあくまで健康補助食品であり、薬のように厳密に食前、食後に飲むといった決まりはありません。

しかし、効果的に摂取する方法はあります。精力向上を目的とするのであれば、L-シトルリン単体だけではなく、アルギニンなどのアミノ酸と一緒に摂取すると良いでしょう。また、マカなどのハーブも精力向上に効果が期待できるのでおすすめです。

副作用はある?

気になるのは副作用ですが、L-シトルリンは体に存在するアミノ酸であるため副作用が起こるという心配はありません。ただし、なんにでも言えることですが飲みすぎれば毒になります。

また、持病を持っていてなにかの薬と併用して飲むことになる場合は医師に相談してみると良いでしょう。素人考えで「大丈夫だろう」という判断はしないことをおすすめします。

L-シトルリンを多く含む食べ物

さきほどはL-シトルリンを多く含む食べ物としてスイカを紹介しましたが、スイカ以外にもL-シトルリンを摂取することができる食べ物はあります。普段の食事でもこれらの食材を上手く利用してL-シトルリンを摂取するようにしましょう。

食品名 :含有量(100gあたり)

スイカ :180mg

ヘチマ :57mg

メロン :50mg

クコの実:34mg

冬瓜  :18mg

ニガウリ:16mg

きゅうり:9.6mg

ニンニク:3.9mg

食事とサプリメントでバランスの良い食事を心がけましょう

精力を向上させたいからといって、1つの成分ばかりを摂るのは悪い例です。人間の体はさまざまな栄養素を摂らないと機能を維持できません。

そのため、まず大切なのはバランスの良い食事を心がけること。そのうえで、L-シトルリンを多く含む食材を取り入れる、食材で毎回取り入れるのが難しいのであればサプリメントを上手く利用してL-シトルリンを摂取するようにしましょう。

その際、アルギニンなどの成分も一緒に摂ればより効果的に精力向上が可能になるでしょう。自分に合った方法を利用して、無理なく続けてみてくださいね。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る