精力剤は性ホルモンに働きかける?ジゾノールという成分とは

精力剤は性ホルモンに働きかける?ジゾノールという成分とは

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2018.06.28

精力剤の種類とメカニズム

そもそも精力剤とはどんなものなのか

精力剤とは実は広い意味を持つ言葉であり「肉体的・精神的な疲れを減らす」ことを目的とする医薬品や食品のことを指します。疲れを減らすという意味を具体的に言葉にするならば、身体的疲労を回復させたり疲れを感じにくい元気な体にしたりするという意味でもありますね。

しかし、男性に向けて使われる精力剤というと、年を重ねたことによる体力の衰え、ストレスや加齢による勃起力の低下といった性能力への効果を期待して、というイメージが一般的には強いのではないでしょうか。

精力剤という言葉にはこうした男性の性能力向上というイメージが大変強い状態ではありますが、本来の意味であれば、男性だけでなく女性であっても精力剤を使用するということは当てはまります。

加齢によって低下してきた体の機能や、ホルモンバランスの崩れによって起こる不調を改善するためにあるものが精力剤なのです。こうした不調の改善や体の機能の向上によって起こる内容として、性能力が向上するという事柄が含まれるのです。

即効性のある精力剤

さて、精力剤にもいくつか種類がありますが、ぱっと思いつくものは滋養強壮といった文字の書かれた液体のタイプではないでしょうか。また、行為の前に飲み、興奮を増幅させたり勃起力を増幅させたりするとともに、一度に何回も行為を行うことを可能にするために飲むもの、というイメージもあるのではないでしょうか。

こうした即効性のあるものは、疾患として認定されている勃起不全に使用される医薬品である勃起剤という、厳密には精力剤とはいえないものや、ドラッグストアや医療機関で売られている医薬品が中心になります。

メカニズムとしては、血行を良くしたり神経を麻痺させたりすることで興奮を促進させる結果として、勃起力を強制的に向上させるものがほとんどです。

継続して摂取するタイプも

しかし、精力剤という言葉は先に書いた即効性があるタイプだけを指して使う言葉ではありません。即効性のあるものが一晩または数時間という限られた時間で効果を表すのに対し、継続して摂取することでそもそもの勃起力や活力、興奮を敏感に感じていた若々しさを保った体に近づけるタイプもあります。

こうした即効性のないタイプも精力剤の種類の一つであり、サプリメントといった形で摂取することが多いです。若々しさを保つためや勃起力の向上をさせるために、必要な栄養素や成分を生成できるような体に整えていくことで、健康な体になるとともに結果として若々しさや勃起力を高めるという仕組みです。

精力剤に含まれる成分

性ホルモン成分

特に即効性のある精力剤に多く含まれているのが、性ホルモンの分泌を補ったり促したりすることを目的とした成分です。「テストステロン」「メチルテストステロン」「ジゾノール」「ネトリキニーネ」「ヨヒンビン」が当てはまります。

特にテストステロンは男性ホルモンの多くを占める成分として知られており、この成分を直接摂取することで男性ホルモンを一時的に高め血行を良くし、神経系を麻痺させることで興奮を促進し、勃起力を向上させるといった形で効果を示します。

テストステロンをはじめ、これらのホルモンを主成分とした精力剤は第1級医薬品に該当し、薬剤師しか取り扱うことができません。

食材や栄養素といった成分

一方で、直接男性ホルモンの成分であるテストステロンに働きかけるものもあれば、健康で若々しい体を作ることで精力を向上させるための成分を含んでいる栄養剤や漢方というものもあります。

即効性はない漢方などに含まれている成分としては「マムシ」「オットセイ」「高麗人参」「マカ」「アルギニン」といった成分があります。また、健康や美容にも良いとして一度は聞いたことがあるであろう成分の「すっぽん」や「にんにく」もあります。

これらは勃起力にも繋がる血行促進や末梢血管の拡張という効果を期待できるものや、疲労によって元気を失っている状態から回復する効果を期待できるものが多いです。

精力剤を使うタイミングは?

即効性のあるもの

第1級医薬品に当てはまるものをはじめ、即効性が感じられるものは行為を行う直前に使用するのが一般的です。即効性の精力剤では自律神経や中枢神経に直接働きかけることで麻痺させ、興奮や勃起を強制的に促進するという状態を起こします。

強制的に行うことから持続性はなく、長くて数時間の効果が得られるのみになりますので、効果を得たいタイミングの直前に使用するのがいいでしょう。

即効性のないもの

医薬品に該当する成分が含まれていない、継続することで効果を実感できるタイプの精力剤は、基本的には行為に及ぶ直前に使用するものではありません。医薬品に該当しないもので、直前に使用するものはゲン担ぎやプラシーボ効果を得るためという側面が大きいといわれています。

サプリメントで摂取することが中心となる、継続して摂取し続けるタイプの精力剤は毎日の食後に使用するのが一般的です。

朝食は一日のエネルギーを摂取するためにとるといわれており、絶好のサプリメントの摂取時間でもあります。また、就寝中にはさまざまなホルモンを分泌すると同時に、消化や栄養の吸収を行う時間とされているので、夕食後に摂取するのも効果的だと考えられています。

3ヶ月は継続してから効果を実感するものも

では、サプリメントといった医薬品成分を含まないタイプの精力剤は、どのくらい継続をしたら効果を感じられるといわれているのでしょうか。即効性のタイプが足りないホルモンを外から直接補うのに対して、継続するタイプのものは自分でホルモンを分泌する体にしていくという形になります。

疲れを感じた瞬間に一気に疲れが消えて無くなることがないように、体はじっくりと少しずつ変化をしていきます。一般には早い人でも最低3ヶ月は継続することで、やっと効果を感じ始められるといわれています。

ですので、確かに効果が期待できる成分を選択するとともに、少なくとも3ヶ月は続けることが必要になります。

精力剤にリスクはあるのか

ホルモン成分分泌の減少といった副作用も

処方される医薬品にはどんなものであれ副作用が存在しています。神経系を麻痺させて強制的に興奮や勃起を促す即効性タイプの精力剤は、副作用が多くあることを必ず覚えておきましょう。

特に注意しておきたいのは、もともと男性ホルモンの成分であるテストステロンが十分に分泌されている人が使ってしまうと、一時的にでも過剰にテストステロンが存在することとなってしまい、結果として分泌が低下してしまうという可能性があります。

一時の勃起力や興奮を得る代わりに、その後のテストステロンが低下することで精子の生成量が減少したり勃起力が低下したりするといった可能性があるのです。

体の臓器や身体症状が起こるという副作用も

血流が増加しすぎることによって臓器への負担も大きくなり、最悪の場合には心臓が停止する事態となる可能性もあります。また、医薬品であるため腎臓への負担もかかり、慢性的に使っていると腎不全に繋がる可能性もあります。

以上にあげた重篤な症状に繋がるものだけでなく、身体症状として起こる可能性がある副作用としては以下のようなものがあります。

  • 血圧の上昇
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 頻脈
  • 震え
  • 動機

自然由来のものは副作用は基本なし

摂取量によっては副作用が起こる可能性が高まる医薬品の即効性タイプとは違い、医薬品成分を含まないタイプのものは自然界にある植物や食品を使っているため、副作用がほとんどないといえます。

しかし、本来なら特定の成分だけを摂取するということはありえない話ですので、特定の成分のみを過剰摂取することによって成分の取りすぎで副作用が発生するものもあり、摂取量は適切な量を守る必要があります。

また、食物アレルギーの項目に該当する成分も中にはありますので、アレルギー症状が起きてしまうケースもあり、注意が必要です。

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